オトダマリ

音・語学関係その他。

MacBook Proの位置がしっくりこない

現在、キクタニか何かのPCスタンドの上にMacBook Proを置いているのだけど、それがしっくりこない。しっくりこないというよりは、結果的に作業をやりづらくしているような気がする。いちいち画像うpとかはしないけど、結局Bluetoothキーボードとトラックパッドを置いている分作業スペースが狭くなっている気がしてならない。PCスタンドはPCスタンドとしてではなく、MIDIコンやらを載っける家具として活用した方が良さそうだ。この記事書き終わったら電源一度切って試してみようかな。あ〜、でもPCを結局わりと奥側に置くわけだから、タイピングに難がありそうな気がしてきたぞ。しかし、自分的にはDTMやるときはPCの画面を近くに持ってきたい願望があるし。助けてドラえもん

Phase Distortionの仕組み

※この記事はLogic Proのエフェクター「Phase Distortion」に関するメモです。

Phase Distortionモジュレーションのかかったディレイラインを元にしている。つまり、コーラスやフランジャーに近い。

では、コーラスやフランジャーとPhase Distortionの違いは何か。

Phase Distortionでは入力信号そのもの(ただし、ローパスフィルタでフィルタリングされている)によってディレイタイムがモジュレートされる。信号が自らの位相をモジュレートする。

ちなみに、コーラスやフランジャーLFOでディレイタイムをモジュレートする。当然、LFOよりも入力信号そのものの方が、周波数は高くなることが多い。*1

モジュレートする周波数が高ければ即過激というわけではないけど、Phase Distortionは過激な音を作りやすいエフェクトだと思う。

LogicもMax for Liveみたいに動的に(あるいはランダムに)ツマミやフェーダーをコントロールできたらいいな。ひょっとしたら、Logic XのScripterではそんなことができるんじゃないかと期待しているんだけど……(ひょっとしてエンバイロメントでもできたりする?)。そのうち色々やってみたい。

*1:LFOはせいぜい数百ヘルツ、入力信号は様々な倍音成分—数千〜1万ヘルツ台を含んでいる……ことが多い。ほぼサイン波のみのサブベースとかが入力信号だったら実質LFOと変わんないかもね。

本日気になったこと

こんな記事暇なときにしか書けません(様々な意味でお察しください)。

1. Molekular (Native Instruments)

分かる人にはすぐREAKTOR関係の商品だと察せられるネーミング。molecularってことは分子ね。今ざっと公式サイトの製品一覧を見たけど、意外とこの手のミクロな物理学系統の名前はつけられてない。
 

2. アンプシミュレーター(ギターの)

Ableton Liveに入っているアンシミュがあまりにも現実からかけ離れている(BEHRINGER製と言われても驚かない)ので、これはこれとして、リアルなやつも欲しいなと思い、まずはハードウェアから食指を伸ばしている。
某掲示板のまとめサイトでDigitech RP355が一覧に入ってたのだけど、これもなんだかんだで結構デジタルくさいような気がするんだよねえ。でも、それなりに使える、みたいなことも書いてある。人のレビューをアテにしてはいけないかな。ちなみに、自分のニーズとしては、とにかく机に載るやつがいい。どでかいペダルボード式のやつはお呼びじゃありません。お金があればラックタイプのやつもいいとは思うんだけど。
 

3. ヤフオクで買った商品は確定申告の経費として申請できるか

結構切実な悩みだけど、どうやらできそうな感じ。
ネット経由での購入などで領収書の発行が無い場合には、振り込みなどの明細と商品の到着に伴う、伝票など出来るだけ整合性を持たせた客観的な事実の記載を照合できれば、認められることが多いですよ。 ただし、どんなケースでも対応する税務官の主観がモノを言いますので絶対大丈夫とは言い切れません。
これで安心して中古モンに手が出せそうだわ!早速アンシミュで……それからマイクで……AI/Fも……ディスプレイも……iPadも……物欲限りなさ過ぎ。
 

4. AI/Fのレンテンシー

MacBook Proを買い替えたおかげで、Ableton Liveのオーディオバッファを128 Samplesにしても支障が出なさそうな雰囲気。バッファが128ならば全然余裕で演奏できる。256にしちゃうと14.7msのレイテンシーで演奏には違和感が出るけど、128は8.93ms。このマシンにも早くLogic入れたいなあ。

Max for Live 再入門 #4 SVF

SVFはState Variable Filterの略らしい。
 

カットオフを操作するダイヤルの設定をする際のテクニック

・【可変】ダイヤルの取りうる数値(Range/Enum)を0〜15000に。
・【可変】Exponentを3.3333に(ダイヤルの動きにどう数字が対応するか)。
・【必須】Unit StyleをHertzに。
・【必須】Initial Enableにチェック、Initialの入力(初期値の設定)。
(※この可変・必須の区別は私見)

  tabオブジェクトの設定

PrototypeをFilterに設定(コンテクストメニューより)。
SVFに必要なボタンのみを残す
・表示アイコン:Inspector > Pictures > Images Filesよりhighshelf.svg, lowshelf.svgを削除
・パラメータ:Inspector > ParamaterよりRange/Enumのhighshelf, lowshelfを削除。
 
tabオブジェクトはアイコンの並びに応じた数字を送信する。
今回の場合、0〜3の範囲で送信。  
 
selector~*1でシグナルのinputを4つに設定。
 
以上の設定をした時点で、svf~とtabは違う並び方をしているため、タブの選択に応じたフィルターの切り替えが実装されるように調整する。

タブ選択に応じたフィルター切り替えの設定 

selector~のインレットに対応するよう、1〜4の数字を送るようにtabオブジェクトの送信を設定する。このためには、tabオブジェクトのアウトレットを+オブジェクトに接続し、+オブジェクトの引数を1にする。つまり、これで0~3だった送信範囲が1〜4になるわけだ。
 
+オブジェクトのアウトレットをselector~オブジェクトの最初のインレットに接続。
 
ここで、svf~オブジェクトのアウトレットを左から確認すると、Lowpass, Highpass, Bandpass, Notchと並んでいる。
一方、tabの方は、上からHighpass, Bandpass, Notch, Lowpassという並び順。
 
svf~のアウトレットからselector~のインレットにつなぐ際は、tabの並び順に合わせることになる。
 
 svf~
Lowpass - 1
Highpass - 2
Bandpass -3
Notch - 4
 tab(+オブジェクトで1足したもの)
Highpass - 1
Bandpass - 2
Notch - 3
Lowpass - 4

 

 
Highpass, Bandpass, Notchの並び方は同じなので、Lowpass同士を先につなげれば、後は割と素直な見た目になる。
 

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*1:いくつかのインプットのうちの一つをアウトレットへと送る。(つまり、これのインレットにつながってるやつは常に全部音が出ていると想定しなければいけないな……量が多くなればなるほど処理が重くなりそう)

Max for Live 再入門 #2 Degrader, #3 Simple Delay

#2があまりにも短いので二つまとめて。

 

#2 Degrader

パッチウィンドウの何もないところで出せるコンテクストメニューから「Patcher Inspector」を選択し、「Open in Presentaion」にチェックを入れないと、Presentation Modeで整えたUIが反映されない。
 

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パッチの作成自体はいたって簡単。特に書くことはないかな。

#3 Simple Delay

タイトル通り、すごく単純なディレイを作る回。個人的にはDelay Lineという概念の復習になった。

tapin~ オブジェクト

tapin~は信号を受け取ってそれをディレイラインにコピーする。tapout~ブジェクトを使えば、様々なディレイタイムでディレイラインから信号を読み出すことができる。ディレイラインとして使いたいtapin~オブジェクトのアウトレットとtapout~オブジェクトのインレットをつながなければいけない。なお、tapin~とtapout~の間で信号のやり取りはしていないことに注意。接続されたパッチングケーブルは同じディレイメモリを共有していることを意味しているに過ぎない。
さて、そのディレイラインではmaximum delay time(@tapin~)とdelay time(@tapout~)を設定しなければいけないのだが、それぞれどんな役割を持っているのか分からなかったので調べた。.
別の音響プログラミング言語SuperColliderのクラスリファレンスに簡潔な説明が載っていたので引用。
 maxdelaytime - the maximum delay time in seconds. used to initialize the delay buffer size.
ディレイの最大値(秒単位)。ディレイのバッファサイズを初期化するために使う。
delaytime - delay time in seconds.
ディレイタイム(秒単位)。
 
引用元