オトダマリ

音・語学関係その他。

Shure SVXシリーズ(ワイヤレスマイク)使用雑感

 

ワイヤレスマイクなんてあんまり需要がないかもしれない。だからこそ、持ってる人が何か書かなきゃな、とも思う訳で、少し書いてみる。

前提

ひょんなこと*1から必要になり、知識ゼロで1チャンネルのSHURE SVX 14を購入(その後機器を買い足し、計3つのチャンネルを使用)。

操作の難易度

拍子抜けするくらい簡単。

 

  1. トランスミッターにマイクをつなげる。
  2. トランスミッター(送信機)とレシーバー(受信機)の電源をオンにする。*2
  3. トランスミッターとレシーバーのチャンネルをあわせる。
  4. レシーバーのOUT(ラインレベル・マイクレベル切り替え可)からミキサー・AI/Fなどにつなぐ。
  5. 出音を聞きながらトランスミッター、レシーバー双方でゲインの設定等を行う(トランスミッターのゲインを不用意に上げると歪みが発生しやすいので注意)。

 こんな程度でできてしまう。いわば4が普通のマイク接続作業で、ワイヤレスの場合は1〜3,5が増えるだけ。最初はトランスミッター側のチャンネルやゲインの設定*3がちょっと面倒だが、一度決まってしまえばどうということはない。ワイヤレス・パラダイスの幕開けです。

その他

会場やら周囲の状況に応じて周波数帯の割当やらに気を使わなきゃいけない場合もあるらしいけど、今のところ困ったことはない。公演なんかで使う場合には、音響さん・舞台監督さんと打ち合わせをしないとダメ(舞台監督さんもワイヤレスのインカムを多用するので)。

ちなみに、SHURE SVXシリーズは合計で3チャンネルまでしか使うことができない。これはどういうことかというと、2チャンネルの送受信が可能なセット「SVX188」を二台買うと、1チャンネル無駄になるよ、ということなのだ。なので、3チャンネル分のワイヤレスを使いたい場合は、1チャンネルのSVX14と2チャンネルのSVX188を買ったりするのが適当だということ。自分はこの辺をはき違えていて、予算関係で冷や汗をかいた思い出がある。購入検討中の皆さんが同じ轍を踏まないように祈るばかり。

 

*1:http://www.yokohama-boattheatre.com/

*2:2と3の順番は逆かな。まあ、電波状況をみて変えることもあるし、まあいいか。

*3:専用の器具を使って小さいダイヤルをちまちまと回す。