Max for Live 再入門 #12 Wobble Bass part I #13 Wobble Bass Part II
パッチ組むところの試行錯誤をメモってもあまり意味ない気がしてきたので、できたパッチの仕組みをメモることにする。以下の画像が#13 Wobble Bass Part IIまで取り組めばできあがる分。白字と矢印は私の注釈。
完成図(#13まで)
英語でメモってるのは単なる気分。
細部のメモ
[pack]のアウトレットからメッセージボックスをつなげると、ピッチ([mtof]により周波数変換済み)と[live.numbox]で設定したグライドの値が出ていることが確認できる。
このリストを受け取った[line~]がグライドの効果を作り出す(受け取ったピッチが直前のものと違う場合)。
[line~]は数値のリストを受け取ると、それを始点と終点だと解釈し、二つの数値の間を変化するようにアウトレットから経時的に変化する数字を吐き出す。
Velocityを[adsr~]に送る前に[/ 127.]というオブジェクトを噛ませているのは、音量を適正にするため。Maxの仕様では、1が最大ボリュームのよう(つまり、[/ 127.]でMIDIのベロシティからオーディオのボリュームへと変換している)。
MIDIのベロシティは127が最大値なので、127で割っている(127は小数型の数値。これを整数型にするとベロシティが127の時以外は音が出ないんだろうな……これは試してない)。
ちなみに、上の図のように直接4とかいう値を送ってしまうと、ものすごい音量でオシレーターが鳴ってしまった。予想はついたけど、Maxさんったら容赦なかった。
良い子のみんなは真似しないように。